植物の基本の育て方
多くの植物(樹木)に当てはまる
基本の育て方についてまとめてみました。
※植物によって少しずつ特性が異なります。
多肉植物や塊根植物などは、これに当てはまりませんのでご注意下さい。
日当たりが良く、風通しの良い屋外に置いてください。夏は直射日光を避けた明るい日陰や半日陰に、冬は風や霜が当たらないところに置いて育てると良いでしょう。
室内で育てる場合も同じように、日当たりと風通しの良い場所に置きましょう。ずっと室内に置いておくのではなく、定期的に外に出して自然の風や雨に当ててあげてください。自然のサイクルを体験させることで健康を維持することができます。
土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るくらいにたっぷりと与えます。土が湿っている状態で水を与え続けると、根腐れを起こし枯れる可能性があります。
水やりの頻度は、春と秋は1~2日に1回、夏は1日に1~2回、冬は3~4日に1回程度を目安としてください。
主に成長期の春と秋に、7〜10日に1度の頻度で液体肥料を株元に与えてください。
梅雨時期や真夏の施肥は植物にとってストレスになります。肥料を断つ、あるいは、いつもより多くの水で薄めた肥料をあげると良いでしょう。
1〜2ヶ月に一度、固形の油かす・骨粉などの有機性の固形肥料を置いても良いですが、その場合は苔の肥料焼けを防ぐために、一部苔を剥がして肥料を土に詰め込むか、肥料カップ・肥料バスケットなどをお使いください。
植物が活発に成長する、春の終わりから初夏が最適。次いで秋の初めが植え替えの適期です。この時期は根への負担も回復しやすいと言われています。
POTOCOでは、大抵の樹木を【赤玉土3 / 鹿沼土1 / ケト土1】の配合の土に植えます。
この土は、落葉系の枝物から山野草まで、幅広い植物に対応できます。湿地を好む植物ならケト土をやや多めに、乾燥気味の土を好むなら鹿沼土をやや多めにという具合に調整しています。
生育期の夏と、樹木が休眠期に入る冬の2つの時期に行います。冬は樹形を整えるために大きく切る「強剪定」、夏は通気性や日照を確保するために細々切る「弱剪定」が適しています。
木の樹形を乱したり、風通しや日当たりを悪くして樹勢を衰えさせる忌み枝(いみえだ)を積極的に切り落としましょう。
切り落とした方が良い忌み枝を
以下にまとめました。
苔は基本的に湿った状態を好みますが、常に濡れて蒸れている状態は嫌います。
葉先が茶色くなるのは乾燥のサインです。定期的に霧吹きで水を与えてください。
過度に乾燥して縮んでいる場合は、湿らせた布巾やキッチンペーパーを被せて置いておくと良いでしょう。次第に元通りになり、生き生きとした姿をみせてくれます。
器に水を汲み、少しの間鉢ごと水に沈めておく方法も十分に水が通りおすすめです。